Bリーグを徒然なるままに…

Bリーグのあれこれを書きます

前田悟は需要過多である

今回は前田悟選手です

とはいえ交渉は継続しているので残留も十分ありえますが。

で、まず結論からになるのですが

前田選手が不要なチームは恐らくないというように思います。

ので移籍先の予想はないよ、どこに移籍しても活躍すると思います。

 

理由をこれから述べていこうと思います。

・前田選手のスタッツ

前田悟()は昨季

60試合全試合スタメン(41試合でスタメンは34試合)

得点…9.4点(11.5点)

リバウンド…2.6本(2.8本)

アシスト…1.0本(1.3本)

FG成功率…43.2%(44.8%)

3P成功率…39.6%(39.9%)今年はリーグ7位、去年はリーグ6位

若干新人王を獲得した昨季からは数字を落としましたが、シューターとして安定した活躍を見せました。3P成功本数もリーグの10位とリーグでも有数の計算が立つシューターです。

 

・前田悟が需要過多な理由①

いくつかあるのですが、まず1つ目に挙げられるのが前田選手がボールを必要としないスコアラーであるということです。

彼はボールハンドラーの動きに合わせてパスを受け、シュートを決めることができます。

Bリーグの日本人スコアラーの多くはボールハンドルをしながら点を取りに行く選手が多いので前田選手のような役割をこなせる選手は魅力的です。

というのも外国籍のボールハンドラーの選手に合わせて使いやすいのですね。

今年の富山でもマブンガ選手と宇都選手、岡田選手という3枚のハンドラーを横におよそ10得点を平均で挙げています。

ボールを持たずとも高水準の確率を保てる前田選手のような選手はかなり需要があると考えます。

 

・前田悟が需要過多な理由②

2つ目の理由としては上背があるということです。

前田選手は192㎝、リーグの2番ポジションの中ではかなりの高身長ですし

3番ポジションでも問題なくこなせる身長があります。

また、ディフェンスでも穴にならない程度の能力はあります。(同僚に松脇選手や水戸選手がいたので力を表立って発揮する局面はあまりなかったですが)

 

・理由③

そして3つ目の理由は若いということです。早生まれなので今年度が25歳の前田選手は現在の活躍もさることながら、今後長いこと活躍していくことが見込まれます。

今季60試合休まずに出場したことも彼の価値を高めているように思います。

 

・最後に

素人の私ですらこれだけの理由が浮かび上がりますのでBリーグのフロントの中では争奪戦が開始されているのではないでしょうか。

川崎が有力だとの噂?も聞こえてきますが果たして前田選手の来季のユニフォームはどこのものなのでしょうか。

注視していきたいと思います。

6/2 移籍市場の雑感

気になったものを雑感スタイルで書いていこうと思います。

・辻選手は広島へ移籍

ちょっと予想外でした。

広島は2番ポジションに朝山選手(平均8.7得点)やマーフィー選手(平均9.5得点)、田中選手(平均4.9得点)がいるので候補にはならないと思っていたので。

ただ、まあ広島の今季の成績(9勝46敗)を見るに解体して1から補強ということなのでしょう。

1番ポジションが弱みの広島において辻選手は1番ポジションでの起用もあるかと思います。

 

・田渡選手が三遠に移籍

広島から玉突き式に放出されたような形になりました。

今季は

48試合(スタメン9試合)

2.9得点

1.4リバウンド

3.3アシスト

という成績でした。

3Pシュートは22本しか試投しておらず、スタッツ上はかなり厳しい数字になりました。

ただ、おそらくプレータイムを求めての移籍かと思うのですが、三遠は1番ポジションに鈴木選手と寺園選手がいるんですよね。

どちらかを移籍リストに載せるのかもしれませんが…

・富山、前田選手が移籍リストに

明日にでも別記事にしてまとめます。

交渉は継続するとのことですが果たしてどうなるのか。

・茨城、福澤選手、小林選手、眞庭選手を移籍リストに

福澤選手、眞庭選手とは交渉継続だそうです。

B1挑戦となる来シーズンですのでロスターをそもそもどうするのかが注目されます。

・大阪、中村選手と契約継続

今季は

46試合(スタメン36試合)

5.1得点

2.2アシスト

というスタッツでした。

中盤からは伊藤選手に代わってスタメンに定着しました。

今季のメインハンドラーだったニュービル選手を残せたこともあって大阪はバックコートの陣容は変えずに来季を迎えそうです。

個人的にはオフボールでも活躍の計算が立ち、ディフェンス力にも優れた中村選手をチームに残せたのは大阪にとっては大きいと思います。

(普通はルーキーは残せるんですけどね、どこかの誰かさんはリストに載りましたが)

 

他にもいくつかありますが、今日気になったのは

 

 

こんなところですかね。

辻直人はどこへいく

Bリーグファイナルが閉幕し、オフシーズンが始まりました。

Bリーグについてのあれこれをこのブログで気ままに書いてみようかなと思います。

 

1つ目の記事はあれこれ迷ったのですがこれにさせてもらいました。

辻直人選手についてですね。

川崎からの退団が発表になりました。

9年間過ごしたことや、何よりも篠山選手やファジーカス選手と並ぶチームの顔的な存在であったこともあり大きな驚きでした。(本人ですらそう言ってましたね)

 

ここでは退団の事情や移籍先の候補を考えてみようと思います。

 

・辻選手のスペック・特徴

3Pシュート…言わずと知れたシューターです。今季はリーグ9位の3Pシュートを成    功させました。ただし成功率は35%と決して高くはなく、ここ3年は30%台の前半にとどまります。当然タフショットが多いことがこの数字の由来にはなっているのですがそれでも決して高確率のシューターではなかったということが見て取れるでしょう。

 

プレーメイカー…去年の天皇杯でPGをこなしたことが記憶に新しいですがBリーグ初年度から毎年のように3アシスト以上を記録しているようにアシストの上手い選手です。「辻ーカス」は有名ですかね。

 

リーグで似たような役割をこなしている選手としては琉球の岸本選手が挙げられるのかなと思います。

川崎では59試合52試合でスターターを務め、欠かせない主力プレイヤーでした。

・辻と藤井

しかし、それでもなお川崎は放出を決断しました。

考えられる理由はいくつかあるのですが、最も大きかったのは藤井選手の存在だと思います。

 

藤井祐眞選手 得点平均…10.5点 

       アシスト平均…4.2本 

       3Pシュート%…35.4%

昨シーズンほどではありませんが立派なスタッツです。3部門のスタッツに関してはすべて辻選手(9.1点、3.2本、35.0%)を上回っています。

当然シューターとスラッシャーというプレースタイルの違いはありますが同ポジションの藤井選手の成長はおそらく今回の更新をしなかった要因になったと思われます。

 

また、オンザコート3を戦術として使っていくにあたって増田選手などを2番ポジションとして起用して大型化を図るというのも考えているかもしれません。

 

・移籍先は…?

それでは移籍先はどこになるのかを考えていきます。

先ほど挙げた辻選手の特徴から考えると

①シューターが不足している、もしくはいない。

②1,2番をこなせるプレーメイカーがほしい。

というのがチームとしてのフィットが良さそうに思われます。

まず①に当てはまりそうなのが

島根…3Pシュート成功本数はリーグ19位、確率は最下位です。

同じポジションには阿部選手がいますが、シューターと言えるタイプではないので、単純に戦力アップが見込まれます。

ただし、チーム方針としてチーム方針として3Pシュートを重視していないかもしれないので獲得に動くとは限りません。

 

信州…リーグトップの3Pアテンプトと成功本数を記録しましたが確率は17位です。

2番ポジションを主に務めたのは大崎選手や山本エドワード選手でしたが、山本選手は移籍リストに掲載されましたし、辻選手は補強ポイントに合致するのではないでしょうか。

 

京都…KJ松井選手が移籍リストに。

2番ポジションは手薄なチームです。というか1番も手薄(寺島選手が移籍)。

高校は京都洛南ですしあるのかなあと思います(予算?知らんよ)。

 

次に②に当てはまりそうなチームです。

三遠…川嶋選手の移籍で2番が手薄に。

こっちはゲームメイカー型としての辻選手がほしいところ。

そもそも川嶋放出ってなんだよ。残留する気ないのか。来季は降格あるんだぞ。

 

この4チームあたりでしょうか。

もちろんいわゆる強豪も辻選手には触手を伸ばすでしょうし、地元である大阪という可能性も無きにしも非ずですが。

 

辻選手の第2章に期待です。