Bリーグを徒然なるままに…

Bリーグのあれこれを書きます

辻直人はどこへいく

Bリーグファイナルが閉幕し、オフシーズンが始まりました。

Bリーグについてのあれこれをこのブログで気ままに書いてみようかなと思います。

 

1つ目の記事はあれこれ迷ったのですがこれにさせてもらいました。

辻直人選手についてですね。

川崎からの退団が発表になりました。

9年間過ごしたことや、何よりも篠山選手やファジーカス選手と並ぶチームの顔的な存在であったこともあり大きな驚きでした。(本人ですらそう言ってましたね)

 

ここでは退団の事情や移籍先の候補を考えてみようと思います。

 

・辻選手のスペック・特徴

3Pシュート…言わずと知れたシューターです。今季はリーグ9位の3Pシュートを成    功させました。ただし成功率は35%と決して高くはなく、ここ3年は30%台の前半にとどまります。当然タフショットが多いことがこの数字の由来にはなっているのですがそれでも決して高確率のシューターではなかったということが見て取れるでしょう。

 

プレーメイカー…去年の天皇杯でPGをこなしたことが記憶に新しいですがBリーグ初年度から毎年のように3アシスト以上を記録しているようにアシストの上手い選手です。「辻ーカス」は有名ですかね。

 

リーグで似たような役割をこなしている選手としては琉球の岸本選手が挙げられるのかなと思います。

川崎では59試合52試合でスターターを務め、欠かせない主力プレイヤーでした。

・辻と藤井

しかし、それでもなお川崎は放出を決断しました。

考えられる理由はいくつかあるのですが、最も大きかったのは藤井選手の存在だと思います。

 

藤井祐眞選手 得点平均…10.5点 

       アシスト平均…4.2本 

       3Pシュート%…35.4%

昨シーズンほどではありませんが立派なスタッツです。3部門のスタッツに関してはすべて辻選手(9.1点、3.2本、35.0%)を上回っています。

当然シューターとスラッシャーというプレースタイルの違いはありますが同ポジションの藤井選手の成長はおそらく今回の更新をしなかった要因になったと思われます。

 

また、オンザコート3を戦術として使っていくにあたって増田選手などを2番ポジションとして起用して大型化を図るというのも考えているかもしれません。

 

・移籍先は…?

それでは移籍先はどこになるのかを考えていきます。

先ほど挙げた辻選手の特徴から考えると

①シューターが不足している、もしくはいない。

②1,2番をこなせるプレーメイカーがほしい。

というのがチームとしてのフィットが良さそうに思われます。

まず①に当てはまりそうなのが

島根…3Pシュート成功本数はリーグ19位、確率は最下位です。

同じポジションには阿部選手がいますが、シューターと言えるタイプではないので、単純に戦力アップが見込まれます。

ただし、チーム方針としてチーム方針として3Pシュートを重視していないかもしれないので獲得に動くとは限りません。

 

信州…リーグトップの3Pアテンプトと成功本数を記録しましたが確率は17位です。

2番ポジションを主に務めたのは大崎選手や山本エドワード選手でしたが、山本選手は移籍リストに掲載されましたし、辻選手は補強ポイントに合致するのではないでしょうか。

 

京都…KJ松井選手が移籍リストに。

2番ポジションは手薄なチームです。というか1番も手薄(寺島選手が移籍)。

高校は京都洛南ですしあるのかなあと思います(予算?知らんよ)。

 

次に②に当てはまりそうなチームです。

三遠…川嶋選手の移籍で2番が手薄に。

こっちはゲームメイカー型としての辻選手がほしいところ。

そもそも川嶋放出ってなんだよ。残留する気ないのか。来季は降格あるんだぞ。

 

この4チームあたりでしょうか。

もちろんいわゆる強豪も辻選手には触手を伸ばすでしょうし、地元である大阪という可能性も無きにしも非ずですが。

 

辻選手の第2章に期待です。